【BUMP】今更newアルバムの感想とか【aurora arc】(前篇)
BUMP OF CHICKENの3年ぶりとなるニューアルバム、「aurora arc」のリリースからおよそ3ヶ月。
アルバムのリリースに伴い現在も各地で公演中の「aurora ark」ツアーに足を運んだり、、、3ヶ月経って曲をだいぶ咀嚼できてきた(？)気がするので、自分なりの感想をぐちゃぐちゃな文章で、だらだら〜と書き連ねていこう✌️
まず曲目から。
01 aurora arc
02 月虹
03 Aurora
04 記念撮影
05 ジャングルジム
06 リボン
07 シリウス
08 アリア
09 話がしたいよ
10 アンサー
11 望遠のマーチ
12 Spica
13 新世界
14 流れ星の正体
1曲目『aurora arc』はインスト曲、残り13曲のうち5曲目の『ジャングルジム』のみ未発表曲であった。
...........そう、新曲は実質1曲のみなのだ。他の13曲は殆どタイアップで使用、またはシングルリリースされており、何らかの形で既にファンの耳に入っている曲たちである。
正直、アルバムの曲目が発表された時は「知ってる曲ばっかやんけ！アルバム曲を楽しみにしてたのに、、、、、、、😰😰」とがっかりしたのも事実。(溜まってた曲の数とかで大体予想はできていたけど)
なので通常のアルバムと言うより、聴き応えは寧ろベストアルバムに近い。結果これが非常に良かった。余す曲がない。
どれだけ好きなアーティストと言えど、アルバムを通して聴く中でスキップしてしまう曲は少なからず存在する(と思う)のだが、今作ではそんなことは無い。のっけから最後まで珠玉のナンバー勢揃いである。最後までバンプたっぷりである。「BUMP OF CHICKEN Best 2016〜2019」と呼んでしまっても差し支えが無いだろう、、、🙏
1度通して聴くだけで新曲が少ないだとか、そんなちっせぇ不満は消し飛んでしまった。個人的には歴代バンプの中でも1、2を争う名盤だと思うし、他のファンの評価も同様に高かったように感じる。とにかく素晴らしいアルバムだった、それだけ、もうほんと、よかったね😭😭
前置きが長くなったけど、、、、1曲1曲の感想に移っていこう😤😤 殆どの曲がYouTubeなどで聴けるので、よければ是非聴いてみてね👍
(文章ほんとヤバいな)
01 aurora arc
- provided courtesy of iTunes
アルバムと同じタイトルのインスト曲。長さはちょうど2分ほど。
ライブで「メンバー全員でカナダにオーロラを見に行った」と話していたので、実際のオーロラを投影した曲調なのだろう。神秘的であり優しい印象を受けた。今回のツアーの出囃子としても使われていた。ライブ前の高揚感が堪らなかった、、、、、😌😌
バンプのアルバムのインスト曲というと、二作前の「RAY」に収録されている『WILL』が思い浮かぶが、あちらが正直長ったるい、変化のない印象であるのに対して軽く、あっさりと纏まっている。次曲への繋がりも流れが切れずGood！👍👍である。👍
02 月虹
- provided courtesy of iTunes
(アニメ「からくりサーカス」主題歌)
月に虹で月虹(げっこう)。最初は読めませんでした。漢字に弱い。
イントロは『車輪の唄』を思わせるアコースティックなギターｼﾞｬｶｼﾞｬｶである。カントリー調(？)とでも言うのかな？ 疾走感もありシンプルに良き。
曲調はアニソンらしくひたすらアップテンポで情熱的。どこか現代版『カルマ』のような印象を受けた(現代とは)
そして何より光るのがVo.藤原基央の表現力。上手すぎんか...............？10代、 20代、30代の頃とは正直比べ物にならないほどの圧巻の歌唱である。特にラスサビの「たった」の歌い方、格好良いやら色気があるやら、そんな賛辞の言葉が霞むほどにただただ格好良い....................
藤くんの本気を垣間見られる曲である。ライブでもそのままに格好良かった🙌 合掌🙏
03 Aurora
BUMP OF CHICKEN「Aurora」 - YouTube
- provided courtesy of iTunes
(ドラマ「グッドワイフ」主題歌)
本アルバムのリード曲。
YouTubeで初めて聴いた感想は「えっ？これがリード曲になるの！？」といった感じで、前作や前々作のリード曲、『ray』や『Butterfly』に比べてもやはりインパクトに欠ける、といった印象だった。どちらかと言うと聴けば聴くほど........といった曲であると思う。(勿論今となっては死ぬ程聴いている)
まずイントロが素晴らしい。バンプの真骨頂とも言うべき、包み込むような優しいイントロ。『Aurora』といった綺麗な曲名に名前負けしないのがバンプの凄さだな、とつくづく感じさせられた。若い頃から宇宙だの星だの、壮大なテーマの曲を書き続けているもんね。
そういった壮大さの集大成とも言えるイントロ、そして「もうきっと多分大丈夫」から始まる寄り添うような、それでいて等身大の歌詞。もうなんだって大丈夫な気がしてくる。
ライブでのaurora arcからの流れも最高でした🥰🥰 また聴きたいな。
04 記念撮影
BUMP OF CHICKEN「記念撮影」 - YouTube
- provided courtesy of iTunes
(日清「HUNGRY DAYS」CM曲)
結構長い間CMで流れているので、ファンでなくとも聴いたことのある人も多いのでは。最近はONE PIECEのキャラが高校生になったり、、割と曲にマッチしている内容だと思う。
なんと言っても歌詞が素晴らしい。
「迷子のままでも大丈夫 僕らはどこへでもいけると思う」
これ以上ない程にバンプらしい。らしさに溢れている。
迷子から抜け出そうとでもする訳でもなく、手を差し伸べる訳でもなく、突き放すわけでもなく...........目的や理由を見失いながらも、どの方角を向いたとしても、ただ進むことが素晴らしいんだ────と、実にバンプらしい、藤原基央らしい、優しいながらも芯が通った応援歌であると思う。(語彙力に乏しい)
曲としてはギター1本のアルペジオから冒頭→サビ→2番サビ→間奏→ラスサビ...と徐々にバンドサウンドに厚みが増していったり、装飾音が賑やかになっていくなど静かな盛り上がりが演出されていて良い。エモい。
05 ジャングルジム
- provided courtesy of iTunes
今アルバム唯一の新規曲、藤原基央渾身の弾き語りである。
「COSMONAUT」時代を思い出させるような、どこか童謡的な歌詞。
典型的かつ模範的な、まさに「子供の頃を思い出して死にたくなる」ような曲でありながら、聴き終わった後には前を向ける。聴きながら寝ればいい夢が見られそう。
地味に、「"レール"の上で揺ら"れる"」「あるいは座って運ば"れる"」と韻を踏んでいる箇所があったり。子供のようなちょっとした遊び心を感じられて曲にぴったり。
06 リボン
BUMP OF CHICKEN「リボン」 - YouTube
- provided courtesy of iTunes
(「Galaxy」CMソング)
バンドの結成20周年を彩る、彼らのこれまでの軌跡が織り込まれた曲。ファンには堪らない。
「手作りの地図」「ガラス玉一つ」「すれ違った野良猫」「汚れたカンテラ」etc..........この20年間、バンプが生み出してきた楽曲のフレーズ達が続々と登場する。
言いたいことは歌詞を見れば一目瞭然なので、拙い言葉で長々と語るのはナンセンスかな😑
これからもずっと、彼らの歩みを見ていたい、ずっとファンでいたい、そう思える曲です🙌
07 シリウス
BUMP OF CHICKEN「シリウス」 - YouTube
- provided courtesy of iTunes
(アニメ「重神機パンドーラ」主題歌)
ロボットアニメ主題歌らしく重厚でクールなバンドサウンドが展開される。もはや胃もたれしそうな重さである。でも格好良いので良し。これぞロック。
歌詞はバンプには珍しく結構ダーク。絶望や苦しみを中心に据えながらも僅かな希望を見出す物語となっている。先述した『月虹』が今のバンプ版『カルマ』だとすれば、こちらは現代版『ハルジオン』だろうか。(だから現代ってなんだよ) アルバム前半のオープニングである月虹と後半のオープニングとなるこの曲同士、対称性を感じさせられるのも面白い。
あとギターソロが無茶苦茶格好良いんです。個人的には歴代バンプの中でも上位。かっこよすぎてご飯３杯はいけちゃう。ラスサビ前なので是非聴こう。ヒロのギターも上手くなったなぁ、、、、
というわけで半分紹介したので残り半分は次回で！是非聴いてね！じゃあな！🎸
(後篇へ続く)
